『ラブデスター』No.116 感想
No.116 月と流星群
いやー、いい最終回でした。
泣かされましたねえ。ラブデスターで泣いたのは2回目です。
1回目はNo.112「トップ・オブ・ザ・ワールド」でした。
2回ともジウと姐切回なんですよ。
No.112の方はどちらかというと姐切の愛というか、慈愛ですかね、一生をかけた愛情、それがよかったです。
そして今回はジウに泣かされるとは…。
この漫画は主人公のミクニがいわゆる主人公気質で、正義感とリーダーシップと鈍感力の塊で、それが時に読者を苛立たせるのですが、それに一番振り回されたのがもう一人の主人公ジウでして。
ジウは秀才で何でもできてイケメンで。でもジウの方が人間味があって自分は好きでした。
嫉妬に苦しみ、憎悪に駆られて暴走して、分かりあって。一番成長したのもジウなんじゃないでしょうか。
そして今話、途中からあからさまなジウの言動にもう正直展開読めちゃってましたが(この漫画はこういうベタな演出が多く展開が読みやすい)、それでも思った通りの展開プラス、最後のセリフが予想を上回ってくれたお陰で、感動的でした。
インテリのジウらしい、素敵な告白でした。姐切の反応もよかったです。
このジウの澄んだ顔よ。最後息子を出したのもよかったです。
いやあ、そうか。この二人はこういう結末かあ。
いいラストシーンでした。
次回、最終回?!
あれ、今回が最終回じゃないの?ここで終わってもいいくらい素敵なラストでしたよ?
私的にはジウが主人公なので次回は最終回という名の蛇足回になりそうですね。