こさとのブログ

呪術廻戦の感想など

『呪術廻戦』第30話 第31話 感想

最新話と前後してますが気にせず。

第30話 我儘

前回、真人の領域に取り込まれてしまった七海、絶体絶命。

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へー、領域展開って外から見るとこうなってるんですねえ。何か作りだした領域ってのは異次元に存在しててそこに引きずり込む感じなのかと思ってました。術者と取り込まれた人はそこから消える、的な。
でもなるほど、外から見ると黒いこの玉を呪力で作り出すわけですから、領域展開=呪力の消費が激しいってのも納得です。

掌で触れることで魂に干渉する真人の必殺の術式。これが領域内では必中となり、文字通り真人の掌の上となってしまった七海。

かつて呪術師という職業から逃げてサラリーマンをやっていた頃を回想します。

パン屋さんでのほろ苦いやり取り。まあ七海さんは冷めてますが。

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パン屋っ娘かわいい。

金のことだけを考えて生きていたサラリーマン時代。
寝ても醒めても金、金、金、金、金、金、金……。

どんどん社畜と化していく七海さん、そんな中でも続いていたパン屋さんでのやり取り。
そんな時パン屋っ娘に憑いた呪霊を祓ったのはただの気まぐれだったのかどうか。

パン屋っ娘から出た「ありがとう」の言葉。何故か素直に胸に落ちたその言葉。しかし七海をもう一度呪術師へと戻らせるには十分だった。

すでに覚悟は決まっていた。呪霊にもらう「感謝」などいらない。すでに大勢の「人」にもらっている。

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さらば、七海…

バリンッ

そこに侵入者、虎杖。虎杖が領域に侵入することのメリットはない。それは虎杖だけでなく、領域外から侵入すること自体が自らの首を絞めることになるのが明白だからだ。

まして「自閉円頓裏(じへいえんどんか)」のように引き入れた時点で勝ち確のような領域なら尚更だ。

しかしここに虎杖が侵入するということ、それ即ち

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彼の魂に触れてしまうということ。
天上天下唯我独尊、二度はないと言っていたからその通りにしたまで。誰が死のうと彼にとってはどうでもいいことだった。

今唯一の好奇はただ一人(伏黒)、それ以外は、心底どうでもいい

棚ぼたで命をつないだ七海さん、宿儺さん、あざます。

第31話 また明日

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表紙宿儺、かっこいい。

追い詰められた真人。追い詰められたセルのように最後の呪力を振り絞って体をどんどんでかくします。
何で真人が瀕死なのかよく分かってない虎杖。だけどこんなでかい的、狙い放題、虎杖、必殺のパンチをお見舞いだぜ!(ちょっと前まで一般人だったのに思考が遊真並にクール過ぎだぜ)

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しかしこれは逃走するための真人の作戦でした。攻撃された隙に本体は排水口から脱出。逃げられました。

宿儺に触れた真人は確信します。俺達が全滅しても宿儺さえ復活すれば呪いの時代は来る、と。
しかし同時に虎杖悠仁を殺したい、という欲望も芽生えてしまいました。

虎杖を殺す→宿儺も死んでしまう→故に虎杖は殺せない

ジレンマに陥る真人ですが、あっさり解決。

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本当に呪いは狡猾ですね。今回の件でも虎杖は相当精神的にやられたはずです。ほぼ呪い側の思い通りにことが運んでいましたからね。

場面変わり今回の事件の犠牲者(恐らく順平親子もいる)の前で反省会をする虎杖と七海。
改造人間とはいえ、初めて人を殺した虎杖、正しい死とは何なのか、分からなくなった虎杖。七海の受け答えは優しい。
死なない程度にガンバレ、これから虎杖を必要とする人たちのために。

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事件のあった高校では、学校による事後調査が行われます。
先生と伊藤。犯した罪と負った罰。

「見てるからな、伊藤」先生はこれから同じような罪は犯さないでしょう。
しかし伊藤、その目、お前は犯すだろうな。

呪術師として重めの一歩を踏み出した虎杖。新たな決意を胸に、歩め、虎杖。