『呪術廻戦』第20話 感想
第20話 幼魚と逆罰─弐─
感想に入る前に、、
掲載順がワンピースの次?
ヤバイな。ヤバイやろ。え?ヤバない?
ヤバイっす!
せやんな!
生駒隊降臨するくらいにはビビりました。
まず巻頭でワンピース読んで、初っ端からルフィとゾロが揃って、うおおおお!あつい!と興奮冷めやらぬ手でページめくったらあんた、呪術廻戦はじまるって、そんなん想像できひんやん普通!
てことで20話感想です。タイトルは先週から引き続き幼魚と逆罰。弐がつきますので少年院編と同じようにシリーズ物ですね。
現場に突入した七海さんと虎杖。
七海さんの能力は相手に強制的に弱点を作ること。
発動の条件は、対象を7:3にしたその中心点を鉈でたたくこと。
なんか鉈というよりハリセンに見えた。
髪型の七三分けも七海という名前もめっちゃ能力から設定してますね(七海→なな・み→七・三)
そして修行を終えた虎杖の初実戦。
なんと虎杖は悠久山安慈の元、「二重の極み」を習得していたのだ!
というのは冗談ですが、しかしそれは極めたからできたのではなく、呪力のコントロールが未熟だからこそ発動している偶然の技。
インパクトの瞬間から遅れてやってくる呪力の攻撃。
その名も「逕庭拳」(けいていけん)
戦闘してる時の虎杖って目がイッちゃってる描写多いよね、意図的だと思うけど。
逕庭ってはじめて聞いた。調べてみたけどよくわからん。
俗っぽくいうと「月とすっぽん」「提灯に釣り鐘」みたいな意味だとか。
そして漫画によくある自分の能力をペラペラ敵にしゃべっちゃうやつ、七海さんの解説でこの漫画内では解決されました。
「手の内を晒す」という「縛り」が術式の効果を底上げする。なので、あえて、なのだよ。
ハンターハンターの誓約と制約みたいな。
でも五条先生がお漏らし珊瑚、じゃなくて漏瑚に自分の能力ペラペラしゃべってたのは、余裕からくる舐めプしてるからとしか思えなかったな。
サクッと呪霊を倒した七海さんがある事実に気付きます。
写真を撮りますカシャ
なんと今倒した呪霊が写真に写っているではないですか!
呪いとはそもそも呪力を持つ者にしか見えないはずで、ましてや電子機器に写るはずがないのです。
その事実に気付いた七海さん、虎杖に止めをさすのを中止させ、医師の家入さんに検分を依頼。
その結果は、恐らく七海さんも予想していたでしょうが人間でした。
正確には人間が作り変えられたものです。
「君が殺したんじゃない」とフォローする家入さん、好きだ。
というかこの化け物に改造されたの、まさかつばさちゃんじゃないよね?もしつばさちゃんだったらへこむわ。
対する呪い勢のシーン。
真人と吉野くんは下水道のようなところで語り合います。
ここで真人により今まで単語は出ていたけどその実態がつかめなかった「特級仮想怨霊」とは何なのかが語られます。
呪霊:人間から漏出した呪力の集合体
実在しなくとも共通認識のある畏怖のイメージは強力な呪いとなって顕現しやすい
呪術師側はそれらを特級仮想怨霊として登録している
大地を、森を、海を人々は恐れ続けてきた。つまり人間は大昔から自然を恐れてきた。
漏瑚は大地の呪いの総大将的な感じだったんですね!
評価見直した。
漏瑚が弱いんじゃない。五条先生が強すぎたんや。
そしてそれらの親玉真人は、「人が人を憎み恐れた腹から産まれた呪い」
まさしく真の人。
これが漏瑚が語ってた呪いこそが真の人間だという根拠であり事実ですね。
真の災厄、それは人!
『呪術廻戦』第19話 感想
第19話 幼魚と逆罰
前回映画館で凄惨な殺人事件が起こり、現場に派遣された虎杖。
そのまま突入かと思いきや、虎杖の隣にいた人と真人に話しかけた少年の人物紹介が主なタメ回でしたね。
虎杖とともに派遣された呪術師
一級呪術師「七海建人」(ななみけんと)
バトーのような眼鏡というかゴーグルを目にはめた七三分けのスーツ姿のサラリーマンです。
というか脱サラ呪術師です。
労働はクソ、呪術師はクソ、五条さんは信用してるし信頼してるけど尊敬はしてないなど色々いいキャラです。
そして虎杖のこともどちらかというと規定側(上と同じ)の見方をしている。
つまり術師として認めていない。
宿儺という爆弾を抱えていても己は有用であると示して下さい、と。
それに対してかっこよく返す虎杖をさらに流しちゃう七海さん。
いやー初登場からキレッキレですねこの方。
大人になるとは、に対する七海さんの回答がこれですよ。
「君はいくつか死線を越えてきた。でもそれで大人になったわけじゃない」
「枕元の抜け毛が増えいていたり、お気に入りの惣菜パンがコンビニから姿を消したり」
「そういう小さな絶望の積み重ねが、人を大人にするのです」
リアリストだなあ。しみじみ。
たったの一話で完璧なキャラ紹介でした。
対する呪い勢力の新人は映画館で凄惨な事件を起こした真人に話しかけちゃった鬼太郎ヘアの吉野くん。
どうやら映画館で頭部をジャージャービンクスに改造された高校生たちは、吉野くんをいじめてた不良たちのようです。
吉野くんのモノローグでいじめの回想が入ります。
男3人、女1人にいじめられている吉野くん。
いじめられていますが、状況を冷静に分析できています。
暴力をしてくる男に混じって静観してる女子。こういうやつ他の不良系の漫画とかドラマにもいますよねー。
吉野くんの分析では、この女(つばさちゃん)は僕(吉野)がいじめられてる姿を見て自分の立ち位置を確かめて悦んでる、ということみたいです。
なるほどです。こういう場面にいる不良の取り巻きの女って止めもしなければ暴行に参加するわけでもなく、ただ見てるだけで何したいのかなーと疑問に思ってたんですが、腑に落ちました。
自分が暴行される側ではない、という立ち位置にいることを確認して悦に入ってたということなんですね。
そんな不良共に一矢報いたい吉野くん。
男同士の友情にも男女の友情にもひびを入れる火の玉ストレートを放ります。
「つばささんは自分で思ってる程可愛くないよ」
「それは3人共分かってる」
「それでもチヤホヤ持て囃すのは」
「君がヤラせてくれそうだから」
なんなんだよ!いじめられてる側でもこの好戦的な煽り属性持ってるのは!
今後の4人気まずいだろこれ!そしてつばさちゃんのすごい美人でもなければブスでもない絶妙なルックスが吉野くんの台詞に説得力を持たせます!
つばさちゃん(え?この人達私のカラダが目当てだったの?)疑心暗鬼
男達(こいつら、つばさちゃん狙ってたのか?おれが最初に狙ってたのに。てかつばさちゃんにカラダ目当てだと思われちゃってる?)疑心暗鬼
一矢報いるとはまさにこのこと!
天晴れ吉野くん!
『呪術廻戦』第18話 感想
第18話 底辺
かわいい後輩を助けるために現れた真希さん。
相対する双子!
前回真希さんを落ちこぼれとディスった真依さんですが、真依さんも物に呪力を篭めるくらいしかできないそうです!
まとめると双子の性能はこんな感じです。
【真希】
呪力なし。しかし呪具の扱いはうまい
【真依】
物に呪力を篭められる。術式は恐らく使えない
真希さんに向かって「上ばかり見てると首が痛くなるからたまにはこうして下を見ないとね」と言ってることから、真依さんの周りは真依さん以上の人しかいないだろうことが予想されます。
そして不意打ちからのヤンキーワイルドローズのチョークスリーパー。
なんなんだ、この女。
そして私の夏服にしてやるから制服を置いていけと真依さんに追いはぎ。
それに対する真依さんの「その足の長さじゃこれは着れないんじゃない?」
煽る煽る!
ワイルドローズプッチーンからの「おとす!」(血管ピキピキ)
冒頭はまさに古き良き不良漫画の体でした。ともに喧嘩して先輩後輩の絆もちゃんと深めてますしね。
「交流会はこんなもんじゃ済まないわよ」と勝った感を出して去っていく真依さんさすがです。
学校では京都校の学長「楽巌寺嘉伸」初登場。もういつぽっくりいくか分からない程の爺さんです。眉毛はさけるチーズ。
お付きの女子は「三輪霞」
態度ではツンと接していますが中身はただの五条悟ファンです。
楽巌寺Gと五条先生のレスバトル。
五条先生は普段から上を挑発してるようですね。少年院での件のことを言いにきたようです。
(特級呪霊を経験不足の1年にいかせたことに噛んでるんだろ?と)
いやぁ、特級呪霊2体に襲われたことを「町でアンケート取らされた位のハプニング」と言えちゃう五条悟はカッッケェーわ。三輪ちゃんの心の声が終始いい感じです。
三輪ちゃんは腰に刀差してますね。下半身が描かれてないのでパンツスタイルかスカートか分かりかねますが、ネクタイはしてます。前髪は野乃はな。髪色がもしピンクだったらもろ野乃はな。
三輪で刀、弧月装備の三輪と被ります(無理やりか)
その頃理不尽男東堂先輩は、念願の推しアイドル高田ちゃんの個握(個別握手会)に無事たどり着けたようで何よりです
え?高田ちゃんを知らない?
長身アイドル高田ちゃん(身長180cm)のことですよお。
やっぱり普通じゃねえぜ、この作者…。
はい、そして時は経ち事件は起こります。
場所は映画館。男子高校生3名の変死体が見つかります。(顔の上半分がジャージャービンクスみたいに変形されてます、まあグロイ)
現場近くには真人。接触する少年。
この少年、果たして敵となるか贄となってしまうのか。
そして現場に投入された呪術師は我らが主人公、虎杖悠仁!
隣には白い伊地知さんみたいな人(伊地知さんのスーツと髪の色がないバージョンみたいな感じ。後ろ姿だけなので顔はまだ)
早くも敵の親玉と接触か?!