『ワールドトリガー』第165話 感想
第165話「三雲修⑯」
連載再開!
新たにヒュースをメンバーに迎えて、B級ランク戦ROUND7に臨む玉狛第二。
やる気満々のメンバーに対して、得体の知れない不安が胸をよぎる隊長の修。
そんな修に迅さんからアドバイス
えー何なのよそれは。表情に陰がついてるのが気になる。
迅さんには何が見えているのか…。
不安を抱えたまま迎えた本番。実況は初登場のA級8位片桐隊のオペレーター「結束夏凛」さん。
片桐隊はゆりさんやクローニンと一緒にスカウト出張に行っていたので、ボーダー本部の隊員とは久しぶりとのこと。
玉狛第二の新メンバー「ヒュース」さん情報が解禁され、早速わあわあなる各隊の作戦室。
東隊は東さんが冷静に締め、影浦隊はユヅルがやる気を漲らせ、鈴鳴第一は来間先輩が顔に汗をかく。
直前の新メンバー追加にも事前のマップ選択を変更することなく鈴鳴第一が選んだのは「市街地D」。初登場ですね。
市街地Dとは?
大きな通りとそれに面した大きな建物が続くMAP。MAP自体は狭いが建物がどれも大きく、「縦に広いステージ」と言える。建物の中も広い空間があり、他のMAPより屋内戦が起こりやすい(サンクス嵐山さん)
大通り(屋外)で戦えば弾系トリガー有利、屋内で戦えばアタッカー有利(サンクス犬飼先輩)
縦の広さがあるので、レーダー上では近くても階数が違くて相手を見つけにくかったり、バッグワームで隠れ合いになるとメテオラで焼き出す作業が必要になったり、人によってはクソMAP認定もあり(サンクス結束さん)
影浦は「どこだ?」とぱっと思いつかない様子。東隊はメテオラを準備。
つまり市街地DってのはMAP中央にイオンモールがドン!てあるわけだな。
ふむふむ、見通しのいい大通りにいると的になるから、皆モールに避難する。だから屋内戦が起こりやすい。
スナイパーは外からじゃ中を狙いにくいから、いつもより狙撃対象に近付かざるをえない(壁抜きしてくる東さんは要注意)
つまりスナイパー対策のMAPとして使われるってことね。
今回のメンバーで言えば、太一、ユヅル、東さん、千佳ちゃんと各隊に一人ずつおりますね。MAP選択した鈴鳴第一にもいるってことから、鈴鳴第一の新戦法とやらがうっすらと見えそう。
と思ったけど、ログを確認してるはずの修が鈴鳴第一がこのMAPを選んだことで動揺していたので、過去に見せた新戦法ではなく、さらなる新戦法を出してくる可能性大ですね。
モヤモヤする修に、偉そうな新メンバーヒュースくんが急かします。
「さっさと方針を示せ」
その目は、まだオサムを試すような目です。
顔に汗をかきながら(いつも)、いまだ迷う素振りの修の作戦が伝えられます。
新生玉狛第二、始動!
修の作戦予想
「千佳、まずはアイビスでモールを更地にしてくれ」
修、まさかの初手MAP潰し!
でもさすがの千佳ちゃんでも一発では更地にできないだろうから、撃ってる間に他の隊員に見つかっちゃうから無理だよな。
『呪術廻戦』第27話 第28話 第29話 感想
間隔が開いてしまったのでまとめていきます。
第27話 もしも
もーこの扉絵でこのタイトル、やめてくれー。
問答無用で始まる真人の攻撃!止める順平!
「虎杖君落ち着いて!真人さんは悪い人じゃ──」
フラッシュバックする真人のやってきた所業。
そう、真人は悪い人じゃなかった。順平にとっては。
「順平って君が馬鹿にしている人間の、その次位には馬鹿だから」
煽りキングの真人さん!
や、やめてくれーー!!
理性を失った順平もどきからボコボコにされる虎杖だが、順平に手を出せない。
自分を差し出して頼みの綱の宿儺さんに助けを請うも、即断られる。
結局の人の形をしていても、真人も宿儺も呪いなんだという事実に愕然とする虎杖。
怒りで覚醒したわけではないが、真人を殴る虎杖。
ただの呪力をのせた打撃なんて効きませーんと余裕ぶっこく真人から鼻血がたらり。
そこで気付く。
虎杖悠仁は魂の輪郭を知覚して攻撃してくる。
虎杖の宣戦布告「ブッ殺してやる」
虎杖VS真人、開始!
第28話 殺してやる
呪い側の狙いは、虎杖に縛りを科して宿儺を仲間に引き入れること。その策をめぐらす宿儺。
しかし魂を直接攻撃してくる虎杖は天敵、なかなかどうして難しい。そして形を変えて的を大きくするのは得策じゃない。
対する虎杖。
コロコロと形を変える真人に、締めや投げからの組む立ては厳しい。
ならば!!
虎杖「何百回でも何千回でもグチャグチャになるまで、叩き潰す!!」
真人「より洗練された殺すための形、殺すためのインスピレーションを、体現しろ!!」
ガチンコバトル開始
虎杖に接近し、宿儺の魂に触れる。
その刹那、真人をホールドした虎杖のヘッドショット!ヘッドショット!ヘッドショット!
からの容赦ないトドメ!
と思った瞬間、虎杖の後ろに瞬間移動している真人。完璧に虚をつかれた虎杖は、真人の攻撃をモロに受けてしま、、
わない!
ナナミーーン!!
第29話 成長
すんでのところで現着した七海。虎杖が現状報告します。
虎杖の言葉足らずな説明から状況を推察し、速やかに適切な作戦を立てます。さすが一級術師。
七海が分かったこと
・虎杖の攻撃は真人に効く
・真人の術式は虎杖に効かない、または虎杖を殺せない理由がある
七海&虎杖VS真人、開始!
なかなかのコンビネーションで攻撃を畳みかける七海&虎杖。対する真人は
で、出たーーー!ハンターハンターの陰獣「豪猪さん」以来の全身から針出す奴ーーー!
しかしあっさり二人に対処されてへこむ真人。
なかなか突破口のない真人、虎杖の弱点と思われる改造人間を虎杖にけしかけ、その間に七海を仕留める作戦に出ます。
けしかけられた改造人間を相手に、やはり決定打を打てない虎杖(そりゃ元人間て分かってて少しおしゃべりされちゃあね)
そして追い詰めた七海を煽る真人。
虎杖は人間を殺せない。次は七海を改造して闘わせたら泣いちゃうかな?現実と理想の擦り合わせができてない馬鹿な子供(ガキ)は。
対する七海。
彼は今まさにその擦り合わせの真っ最中。どちらかと言えば、馬鹿はアナタです(虎杖の覚悟舐めんなよ、と言ってくれているようでうれしい)
覚悟完了させてきた虎杖が助けに入ります。
二人のコンビネーションに逆に追い詰められていく真人。「死」のイメージが近づいてきます。
その時
タイトル「成長」て、お前が成長するんかい!追い詰められて成長て、お前主人公か!
てかヤバイでぇ、領域に閉じ込められたのナナミンだけだ。虎杖ははじき出されたようだ。
ナナミン、絶体絶命…。
『呪術廻戦』第26話 感想
第26話 いつかの君へ
学校突入前の虎杖
虎杖に行くなと警告した七海さんですが、虎杖なら行ってしまうだろうと下水道にいる呪いを二級術師の猪野さんに任せて里桜高校へ向かうことにした七海さん。
(ちなみにこの猪野さん、呪術廻戦の前日譚「東京都立呪術高等専門学校」でちらっとそれらしき人が出てます。最後の呪術師対夏油一派総力戦のあたりですね)
駆け出した虎杖の前に次は伊地知さんが立ちはだかります。
「私達の仕事は人助けです。その中にはまだ君達学生も含まれます」
(私はもう間違えない)
この「間違えない」ってのは少年院編で特級呪霊がいるかもしれないと知ってて1年ズを派遣したことを後悔してるってことですよね。かっこいいじゃん伊地知さん。
でも行ってしまう虎杖。おい虎杖!伊地知さんの必死の頼み聞けや!
虎杖VS順平、始まる
順平の能力は術式が毒で、それをクラゲの式神「澱月(おりづき)」を使って分泌する能力のようです。これを使って生徒を眠らせたんですね。そしてクラゲは打撃も吸収する防御壁としても作用するようです。
毒使いで打撃無効、味方だったらなかなかに有用なサポートキャラになりそうなのに。
クラゲを使って虎杖を無力化しようとする順平。しかしフィジカルモンスターで近接最強の虎杖とは正直戦いになりませんね。頼みの綱の毒も何故かききませんし。
順平も思ってましたが読者も思ってましたよ、コイツなんやねん、と。
戦いながらやたら理由をいって言い訳しようとしたり突然の凶行に走った順平に腑が落ちない虎杖は、捨て身で順平に寄り添おうとします。
そしてその心は、順平に届きます。くぅ~さすが主人公。
事情を聞いた虎杖は順平を高専に誘います。強い先生や頼りになる仲間がいっぱいいる、皆で順平の母ちゃんを呪った奴を見つけて報いを受けさせてやろうと。
背後からどジャアァァ~~~んじゃねえよ。もーホントにコイツは。話がまとまりかけてたのに。ホントにコイツは、余計なとこで。
「いつかの君へ」タイトル泣ける。。